松 たか子 / SHINKANSEN☆RS メタルマクベス <新宿バルト9>
同行者 = あこちゃん
映画や舞台のDVDを買っても通常は見るのは1回だけ。
その後は、その存在すら忘れ・・・・
それならば、大画面&大音響な映画館で観た方がお得じゃん!
記憶にも残るじゃん!
というのが、私の信条でして、意外とフィルコンとかって好きでして
直近ではPERSONZ LIVEのフィルムも観に行ったなぁ。
この時は生ライヴも観てまして、その後にフィルムを観て、そのフィルムに感動して
結局はDVDも買ったんだけどね。意味なしなんだけどね。(爆)
(同行者@某まるの陰謀だったかもしれん(汗))
今回も、昨年、大人気だった舞台が2000円ポッキリで観れるってことで
早速にチケットをゲット!(私が狙った日時は即時完売!yeah!)
チケットは、そのまま寝かせたままで・・・・
2000円だっただけに『松さんが出演する』以外の予備知識がないままに
当日を迎えたのであった。(汗)
【午後15時過ぎ 待ち合わせ】
↓新宿3丁目交差点近くのOICITY
↑この9階〜13階が<新宿バルト9>になってまして
まだ2月9日にオープンしたばかりでして
9つもの映画館を持つ巨大シネマスペースなのです。
(新宿駅近くに、こんなもん、よく作れたよなぁ)
エレベーター乗り場へ行ってみると、そこは建物の見物目的のお客様も含めて
半端じゃない長蛇の列!(泣)
こんなんじゃ、いつになったら乗れるか分かんないぞ!エスカレーターは!?
と焦ってはみたが、意外とスンナリと乗れてしまった。
2回目に降りて来たのに乗れてしまった。
(会社のエレベーターと比べちゃいけないな(汗))
9階はオゾンロビーと呼ばれてまして、バルト@森林の名にふさわしい空調システムが
オゾンと酸素を供給、ロビー全体をマイナスイオンで包み込んでるらしい。
さぞかし空気が美味しいのでしょう!o(^o^)o ワクワク
私が乗る満員のエレベーターが9階に着き、扉が開き・・・・
わーっ!内装も綺麗じゃん! うはぁ〜、なんて清々しい〜!
そんな森林の中で待っていてくれた、爽やかな女性を発見!
涼し気な笑顔も浮かべております。
かっわい〜い♪
いつもは汗っかきなのに、どうしたことでしょう?(大汗)
なことで、あこちゃん、こんにちは〜♪ 今日もヨロシク〜♪(^^)/
9階からはエスカレーターで上がります。
↓新宿駅南口が、一望出来るのです。昼間も眺めが綺麗〜!
↑因みに、これは帰りに撮影したもの。
11階にあるNo.6シアターがメタルマクベスの上映館でして(人気はNO1!)
入り口の売店にて、あこ@まろ茶、かつみ@コーラ、
↓LLサイズのポップコーンを買い込み・・・・
↑テイクアウトにも手軽でお洒落。
あこ右手にコーラ、左手にまろ茶。それにバッグまで持って・・・・
今なら触り放題っす。ドキドキワクワク♪
館内に入り・・・・席を探して・・・・探すほどのことではないが・・・・
3列目なもので・・・・(爆)
↓このシート、快適です。マジ疲れないっす。
3列目から観る画面は流石にデカイよなぁ。
カメレオンは、こういう景色をいつも眺めているのかなぁ?と
思うと何故か嬉しくなってきたが。(爆)
ドリンク&ポップコーンのセッティングと
軽い会話の途中で・・・・ゲッ!もう始まってしまうやん!
折角、頂戴したミニパンフレットも開けないままに
ホントの予備知識ゼロで上映会が始まってしまったのだ。
【午後15時20分 開演】
ちょっとだけ次回クールの予告が流れて・・・・
本編スタート!
直後に、 もう、私の咳のことなんて、どうでもよかった。
例え、どんなに大きな咳を連発したとしても、誰の迷惑にも
なりはしないだろう・・・・・
なんなんだー!? この爆音はー!?ヘヴィメタみたいじゃん!(笑)
<劇団☆新感線、スタッフ、キャスト、ストーリーに興味のない方への早道>
--------------------------------------------------------------------------
<劇団☆新感線>
1980年11月、大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心に
つかこうへい作品「熱海殺人事件」にて旗揚げ。
この公演が好評を得て翌81年オレンジルーム(大阪)にて再演。
「いつも心に太陽を」「広島に原爆を落とす日」等ほとんどのつか作品を上演
つかこうへいのコピー劇団として関西学生演劇ブームの中心的存在となった。
当時の劇団☆新感線在籍メンバーとして筧利夫、渡辺いっけい等がいた。
84年5月「つかこうへいサヨナラ3本立」(オレンジルーム)と銘打ちつか作品と決別。
同年11月の「宇宙防衛軍ヒデマロ」よりハードロック・へヴィメタルに乗せた
独自のオリジナル作品を中心とした体制に転換。
翌85年4月「炎のハイパーステップ」より中島かずき参加。
以後、「スサノオ」(89年)「髑髏城の七人」(90年)等、座付き作家として
劇団の代表的作品を書き下ろしている。
劇画・マンガ的世界を、コンサートばりの照明と音響を駆使し,歌舞伎の様式美を
とりいれて演出された作品は、演劇ファンのみならず、音楽ファンをも巻き込んで
観客動員数を驚異的に伸ばしつづけた。
役者陣も古田新太をはじめ、羽野晶紀、高田聖子、橋本じゅん等、現在の強力な
ラインナップとなった。
“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる歴史や神話をモチーフとした中島による
レパートリーを中心に、より音楽性を強調した生バンドとのコラボレーション”新感線R”
コント色の強いドタバタアクション等、いずれも“活劇”にこだわった新しい
エンターティメントを追求している。
SHINKANSEN☆RSとは・・・
1998年に始まった《新感線R》とタイトルに記される“R”シリーズとは、ロックバンドが
劇中で演奏する、音楽に特化する内容のお芝居です。
今回は“RS”。“R”はロック、“S”はシェイクスピア、ロックするシェイクスピアと
いった意味です。音楽にも手を抜かないという、演出いのうえひでのりの
こだわりの意志表示が“R”シリーズです。
<スタッフ>
原作 : ウィリアム・シェイクスピア
脚色 : 宮藤 官九郎 (@グループ魂)
演出 : いのうえ ひでのり (@劇団☆新感線 主宰)
<キャスト> (左端から)
粟根 まこと @パール王/ナンプラー
北村 有起哉@グレコ/マクダフ北村
上條 恒彦 @レスポール王/元社長
松 たか子 @ランダムスター夫人/ローズ/林B
内野 聖陽 @ランダムスター/マクベス内野
森山 未來 @レスポールJr/元きよし
橋本 じゅん@エクスプローラー/バンクォー橋本
高田 聖子 @グレコ夫人/シマコ
<ストーリー>
西暦2206年。
繰り返される戦争によって瓦礫の荒野と化した未来。
レスポール王(上條恒彦)率いるESP王国が誇る
無敵の将軍・ランダムスター(内野聖陽)は、
親友エクスプローラー(橋本じゅん)と共に城へと帰る途中、
三人の魔女にこう告げられる。
≪万歳!マクベス!いずれは王になるお方≫
「マクベス?残念ながら人違いだ」と訝る二人に手渡されたのは
1980年代に活躍したヘヴィ・メタルバンド【メタルマクベス】のCD。
バンドメンバーの顔は、ランダムスター、エクスプローラー、
そして忠臣・グレコ(北村有起哉)にそっくりであった。
居城で待つランダムスター夫人(松 たか子)は、夫がやがて王となるという予言を知り
それを確実に実現させるため、王を殺すことをけしかける。
ためらうランダムスター、短剣を差し出すランダムスター夫人。
「やるなら今しかないのよ、ランディ」
その言葉に、ランダムスターは意を決し、しっかりと剣を握りしめ王の寝室へと向かった。
翌朝、身重の妻(高田聖子)と共に城を訪れたグレコは王の死を知る。
首謀者は王の息子レスポールJr.(森山未來)だと言い張るランダムスター。
だがJr.の教育係でもあるグレコは、ひそかにJr.を
フェルナンデス国・パール王(粟根まこと)の元に逃がす。
魔女達の予言通り王位についたランダムスター。
しかし罪の意識に苛まれ夜も眠れず、一人地下室に籠もり【メタルマクベス】の
CDを聞き続ける。予言に振り回され、暴君と化し、破滅への道を進んでいくランダムスターに
とうとう反乱の手があがるが―――
<原作シェイクスピア・ストーリー>
スコットランド軍とノルウェイ軍の戦場。スコットランド将軍マクベスはバンクォーと陣営に戻る途中
荒野で三人の魔女に出会う。魔女達はマクベスに対し「万歳、いずれ王になるお方」と呼びかけ
バンクォーには「王にはなれないが、王の父親になる」と予言し消える。
そこへダンカン王の使者が現れ、マクベスが新コーダーの領主に任ぜられたと伝える。
魔女の言葉通りとなったことに二人は驚き、マクベスは王になるという予言にも
秘かに胸を膨らます。
マクベスから事の顛末を記した手紙を受け取り、マクベス夫人は興奮する。
夫を国王にさせるべく、王の一行より一足先に戻ったマクベスとダンカン王殺害の計画を企てる。
一度は決意したものの及び腰になるマクベスを叱咤し奮い立たせるマクベス夫人。
やがてダンカン王の一行が城に到着し、宴会が始まる。
皆が寝静まると、マクベス夫人は王の部屋つきの従者の酒に薬を盛り眠らせる。
マクベスは血濡れの短剣が浮くのを幻視するが心を奮い立たせ王の寝室へ向かう。
王を殺したマクベスは茫然自失となり、殺害に使った短剣を持ってきてしまい、
マクベス夫人が慌てて短剣を戻しに走る。
王の血で手を真っ赤に染めた二人は寝室へ引き揚げる。
朝になり、貴族達が王の死体を発見する。城中が混乱にある最中、マクベスは
部屋つきの従者たちを直ちに殺し王殺しの下手人と報告する。
父を殺された王子たちは自分達の命も危ないと判断し
長男のマルコム王子はイングランドへ、次男のドナルベインはアイルランドへ逃げる。
王殺害の嫌疑は逃げた王子達にかかり、マクベスは国王の座につく。
しかしバンクォーの存在と、彼の子孫が王になる、という予言を恐れたマクベスは
バンクォーと息子フリーアンスに暗殺者を放つ。
バンクォーは殺されるが、フリーアンスは逃げ延びる。
その報告を宴会の席で受けたマクベスはバンクォーの亡霊が列席しているのを見、
取り乱す。そしてマクベス夫人もまた、次第に不安に蝕まれていく。
マクベスは魔女達の元へ赴き、予言を乞う。魔女たちは
「女から生まれたものはマクベスを倒せない」「バーナムの森が動かないかぎり安泰だ」と
予言する。バンクォーの子孫が王になる予言について尋ねると
8人の王とその後ろにバンクォーの亡霊が笑っている幻影が現れマクベスの不安は増す。
その直後にマクダフのイングランド亡命の知らせが届く。
マクベスはマクダフの城を奇襲し、マクダフの妻と二人の幼い子どもを殺させる。
イングランド王のもとに身を寄せているマルカム王子にマクベス討伐を説得するマクダフ。
マルカム王子は自分は王位に相応しくないと答え、それにマクダフは激怒する。
しかしそれはマクダフを試すための嘘であった。マクダフがマクベスのスパイでないと知ると
すでにイングランド王の助けを得てマクベス討伐の準備をすすめていることを打ち明ける。
自分の城が奇襲された知らせを受けたマクダフは、家族を守れなかった自責の念と
マクベスへの怒りに駆られる。
夢遊病に犯されるマクベス夫人(ヘンリー・フュースリ)マクベス夫人は夢遊病に犯されている。
医者と侍女が隠れて見守る中、マクベス夫人は夜中に起きてきて
手をこする仕草を繰り返す。
「血が落ちない」とつぶやき、ダンカン王殺害時の言葉を喋り
バンクォーやマクダフ夫人殺害を悔い、嘆き続ける。
医者は治療の手立てはないと判断する。
マクベスの城へイングランド軍が攻めてくる。
マクベスは「バーナムの森が動かない限り安泰だ」という
予言を信じながらも、味方が次々と寝返っていく中、冷静さを欠いていく。
そこへマクベス夫人狂死の知らせが届き、マクベスは絶望する。
更にバーナムの森が向かってくるという報告が入る。
実はイングランド軍が枝を隠れ蓑にして進軍していたのだ。
マクベスは自暴自棄となり、覚悟を決めて戦場に出て行く。
城が落とされる一方で、次々と敵を殺していくマクベス。
ついにマクダフと対峙したマクベスは「女から生まれた者には殺されない」と告げると
マクダフは「俺は母の腹を破って出てきた」と返し、降参を求める。
マクベスは降参せずにマクダフと戦い、殺される。
マクダフがマクベスの首をマルカム王子の前に差し出す。
一同マルカム新王の誕生を讃える。
次ページへ